馬込半白キュウリ栽培日誌~その2~

前回は皆さんの花が咲き始めたところまででしたが、その後も続々と「花が咲いた!」との嬉しい投稿がありましたので、その様子をご報告いたします。

若林牧子5私も昨夜ようやく開花を確認しました。ツルが必死にしがみつく様をみて、生きるってすごいなあと改めて実感です。頼るところがなければ、自分の葉っぱにしがみつくし、隣の主枝にしがみつくし、一度麻ヒモに巻きついてもさらに隣のツルにしがみつくし。必死ですね(笑)」(M・Wさん)

「やっとお花も咲きました!

畑で育てている普通のキュウリはもう何本も収穫できているのに馬込半白キュウリはほんとにゆっくりゆっくり育つのですね。

畑で野菜を作るようになって5年たちますがこんなに毎日毎日じっくり観察し1つのキュウリができることに感動したのは初めてです!」(S・Mさん)

「続々と皆さんの「咲きました!」の投稿のに不安になっていましたが今朝、一度に5個もお花が咲いていました。残念ながらキュウリにはなりそうもありませんが(^^;」(Y・Tさん)
「わが家の馬込半白キュウリ君にも花が咲きました~三鷹の冨澤さんの内藤トウガラシにも花が咲いてます。」(k・Uさん)
「皆さんの写真を見ながら、早くアップしなければと思いつつ、やっと投稿できました。花は咲いても雄花だし今ひとつ。早く雌花咲かないかな~!」(J・Nさん)

ここで渡戸先生からアドバイスの投稿をいただきました。
「馬込半白きゅうり。一度栽培が絶えた理由がみなさんわかってきたのではないでしょうか?
節成きゅうりということですが、節にきゅうりがなりませんね。
温度とか長日とかいろいろな条件があるのでしょう。数を収穫するためには、本数を増やすしかない。」
渡戸先生6渡戸先生5
「側枝剪定
2つの写真側枝が伸びていますね。片方には先端ありません。主枝から伸びてきた側枝葉っぱ2枚伸ばして先端を摘心します。そのまま伸ばすと主枝の栄養も取られ、キュウリのなりもよくありません。主枝伸ばしつつ、側枝は剪定です。それにしても、きゅうりなりませんね。畑の半先端なってやっときゅうりがついてきました。初収穫はいつのことやら…」(渡戸先生)

そしていよいよ「雌花がついた!」という声とともに、かわいい赤ちゃんキュウリの投稿がありましたが、 一方で雄花ばかり咲いています。という投稿も…。
やはり伝統野菜ということで、実らせるのは難しいのでしょうか。

かわいい赤ちゃん半白キュウリの写真が続々!
ちっちゃくても根元の色が濃く、イボがしっかりしているのがわかります。

「わが家の馬込半白キュウリは雄花しか咲かないので、ここ数日見ないでいたら、いつの間に雌花が咲いてました。雌花がつかない苗もあるかも知れないとは聞いてたので、雌花見られてホッとしました。」(K・Uさん)
「我が家の半白きゅうりは、うどんこ病になってしまいましたが、元気にしています。
花も沢山ついていますが、全て雄花…?きゅうり収穫は、諦めそうになってましたが、なんと!ここへ来て、赤ちゃん2本出来てました。すくすくと大きくなりますように☆☆」(M・Yさん)
MW4身長は支柱210センチをゆうに超えて、その先は下に垂らしつつ、重くならないように紐で支えている状態です。次々と花が咲くのですが、満開に咲いた花や咲きかけの花が自然落下してしまうし、おまけに雄花ばかりのようで子実がつかなくて、あきらめかけていました。が!
今日よくよく観察しましたら、5つ実がつき始めました。遅ればせながらですが、感動です〜順調に膨らむよう見守ります。」(M・Wさん)

わが家も根元にひとつ雌花が咲いたものの、その後は雄花ばかりでした。友人から「肥料が足りないとか、バランスが悪いと雌花がつかないよ」と言われ、葉も枯れてきたし、もうダメかな~と諦めていたところ…なんと!3本も実がついているのに気がつきました! ゲンキンにもさっそく追肥して水をたっぷりやりました。収穫までこぎつけると良いのですが…。

皆さんからは、いよいよ実が大きくなって収穫しました!料理して食べてみました!との報告も増えてきました。
その様子はFacebookのアカウントをお持ちの方はどなたでもご覧いただけます。
馬込半白キュウリ栽培日誌~江戸東京野菜コンシェルジュ協会~(Facebook公開グループ)

こちらでも、またご報告させていただきますのでお楽しみに!