第2回『新宿御苑で学ぼう!江戸東京野菜講座』が行われました

7月25日(土)第2回『新宿御苑で学ぼう!江戸東京野菜講座』が行われました。

今回も希望者を対象に、新宿御苑スタッフ本荘さんによるスペシャル苑内ガイドツアーが行われました。 暑い日でしたが木陰の涼しい道を選び、巨樹名木をめぐるコースをご案内いただきました。
この時期ならではの樹の姿、珍しい植物などをゆっくり見ることができました。

13時からはインフォメーションセンター2階のレクチャールームにて大竹先生による江戸東京野菜講座が行われました。

江戸東京野菜とは何か最新情報や、それぞれの野菜にまつわる物語、かつて農業試験場であった新宿御苑の歴史と江戸東京野菜のかかわり、新宿発祥の内藤カボチャや内藤トウガラシについても詳しく解説。 新宿御苑の方も参加され、みなさん興味深く聞いていらっしゃいました。
席の後ろには内藤カボチャ、寺島ナス、雑司ヶ谷ナス、真黒ナスが展示されています。

講座の後半は苑内レストランゆりのきに場所を移して食べ比べと試食。
講師は上原恭子理事です。

まずは寺島ナス、雑司ヶ谷ナス、真黒ナスの3種を生で食べ比べしました。
ナスを生で食べるのは初めてという方も多く、皮の柔らかさ、実の締まり方など、それぞれの食感、食味の違いがはっきりわかりました。

試食のメニューは
「内藤カボチャの冷製和だしポタージュ」
だしの旨味が内藤カボチャの甘みを引き立て、冷たくてさっぱりした夏にピッタリのスープ。
「寺島ナスのバジル味噌添え」
油と相性の良い寺島ナスを素揚げし、爽やかなバジル風味の甘い味噌をトッピング。
「寺島ナスのキャビア風」
目をつぶって食べるとまるでキャビア!カリカリのバゲットにのせて…大好評の一品です。

サプライズのおまけとして、ゆりのきシェフの伊藤さんから内藤カボチャのケーキが差し入れられました。
試食はどれも好評で、それぞれのテーブルで話がはずみ楽しい講座となりました。

当日の様子が記載されていますので下記もご覧ください。

大竹先生ブログ~江戸東京野菜通信~
http://edoyasai.sblo.jp/article/157040865.html
新宿御苑HP~イベント・セミナーレポート~
http://fng.or.jp/shinjuku/news/2015/07/2.html

9月5日(土)第3回江戸東京野菜講座はただいま受付中ですのでぜひお申込みください。
https://www.edo831.tokyo/kouza/624